世界初!血液検査で発症前のアルツハイマー病の可能性を診断

アルツハイマー病は発症する前に、25年もの長い年月をかけて脳内にアミロイドβと呼ばれるタンパク質が蓄積することが知られています。

このアミロイドβの蓄積量を把握することで、アルツハイマー病発症の可能性を診断することができるのですが、これまでアミロイドβの蓄積を把握するには、PETと呼ばれる陽電子放射断層撮影を行う必要がありました。

そのためには大型の設備が必要であり、それを備える医療機関も限られ、検査費用も十数万円と高額だったことから、これまでは簡単に検査を受けるのは難しい状況だったと言えます。

簡単な血液検査で判定確率90%以上

今回、国立長寿医療研究センターなどの研究チームにより、このアミロイドβが脳内に異常に蓄積しているかどうかを、簡単な血液検査により判定する方法が世界で初めて発見されました。

研究チームは、画像検査でアミロイドβの蓄積が認められた40人と、蓄積の無かった22人の血液を対象として、この検査方法により診断したところ、実に92.5%もの高確率でアミロイドβの蓄積を判定できたのだとか。

今回の検査法を利用してアルツハイマー病を発症する前の患者を集められれば、アルツハイマー病の発症を防ぐ治療薬の開発に繋がると期待されていることはもちろん、ゆくゆくは定期的な健康診断で行われる血液検査のオプションとしての実用化も目指しているそうです。

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category : 認知症・アルツハイマー病

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