アルツハイマー病予防は7つのリスク要因を少しずつ軽減する方向で

2010年に約3000万人だったアルツハイマー病患者は、世界的な人口の急増と高齢化によって、2050年までに1億600万人以上にも達すると予想されています。

今回、イギリスのケンブリッジ大学の研究チームは、アルツハイマー病の発症と強い関連性が確認されている、糖尿病、高血圧、肥満、運動不足、うつ病、喫煙、低学歴といった7つのリスク要因に着目し、次のような研究論文を発表しました。

これら各要因をそれぞれ10%軽減できれば、2050年の世界のアルツハイマー病有病率は8.5%減少、900万人の発症を防ぐことができる。

これらのリスク要因は、それぞれ独立して存在しているものではなく、例えば糖尿病や高血圧、肥満の発症や悪化は、運動不足と深い関係があるように、それぞれの因子が複雑に絡み合っています

残念ながら現在でも、認知症の有効な治療法はいまだ確立していません。しかし、認知症の発症リスクを減らすために、何らかの”策”を講じることは可能です。

ことに運動不足の解消は、糖尿病や高血圧、肥満の発症リスクを軽減できる上に、ひいては認知症の発症予防も期待できる、非常に有効な”策”だと言えるでしょう。

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category : 認知症・アルツハイマー病

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