アスピリンで大腸がん予防!7000人の大規模な臨床試験を開始

アスピリンは炎症を抑えて痛みや発熱などの症状を抑える効果があり、頭痛や生理痛、歯痛、腰痛、関節痛などの鎮痛目的で使用される解熱鎮痛薬としてよく知られています。

また、アスピリンはこれらの効果の他にも、血液を固まりにくくする働きがあり、心筋梗塞や脳卒中などの後に、血栓ができるのを防ぐのにも使われるほか、最近ではがんを予防する効果があるとの報告も寄せられていました。

アスピリンの大腸がん予防効果を検証

そして今回、国立がん研究センターや大阪府立成人病センターなどの研究チームにより、大腸がんになるリスクの高い大腸ポリープを切除した40~69歳の約7,000人を対象として、アスピリンの大腸がん予防効果を確かめる大規模な臨床試験が10月より開始されました。

アスピリンの大腸がん予防効果については、これまでにも数百人規模の研究では既に確認されていましたが、今回の大規模臨床試験は、さらに詳しく調べて大腸がん予防法の確立を目指すものです。別の病気の治療で使う薬でがんを予防する試みは初めてなのだとか。

アスピリンには胃障害や出血が起こりやすくなるなどの副作用が知られています。アスピリンの継続摂取により発生する副作用と、大腸がん発症リスクの軽減効果を比較して、果たしてアスピリンが大腸がんの予防薬として使用できるのかどうか、大いに注目が集まっています。

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category : がん治療・がん研究全般

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