”休日の寝だめ”が糖尿病や心血管疾患のリスクを喚起する

日々蓄積する仕事の疲れを癒やすために、休日はたっぷり睡眠を…多くの人が身に覚えのある習慣だと言えます。ともすると、”休日の寝だめ”によって、ようやく心身ともにバランスを維持しているといった方も少なくないのではないでしょうか。

ところが今回、米ピッツバーグ大学の研究グループにより、この休日の寝だめ”がインスリン抵抗性やBMIの上昇といった代謝障害に関連し、糖尿病や心血管疾患などのリスクを喚起する可能性が示されました。

しかも、平日と休日との睡眠スケジュールの違いが大きければ大きいほど、インスリン抵抗性の悪化や血中脂質の増加、善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールの減少、BMIの上昇など、代謝系の健康問題への悪影響が大きくなることがわかったのです。

これまでの様々な研究において、睡眠障害が健康に悪影響を及ぼすことについては示されてきましたが、睡眠スケジュールの変化を代謝障害に明確に関連づけたのは、今回の研究が初めてなのだとか。

”休日の寝だめ”習慣は、仕事で溜まったストレスを解消することには一役買ってくれていることでしょう。しかし、こと身体の代謝面を考えた場合には、できるだけ改善した方が良い習慣なのかもしれませんね。

休日の朝寝坊の心地よさや満足感は何ものにも代えがたいものがあり、これを改善するのはそう簡単なことではありませんが、少なくとも糖尿病リスクの高い人、肥満が気になっている人は、こういう報告もあることを心に留めておいた方が良さそうです。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : トピックス

このページの先頭へ