ブルーライトが目にダメージを与えるメカニズムを解明

ブルーライトは視細胞に障害を与え、単なる目の疲れや痛みにとどまらず、急性網膜障害、加齢黄斑変性症などの網膜へのダメージ、さらには睡眠障害など精神面への悪影響も危惧されています。

これまでの研究により、青色の光は波長が短く、目の角膜や水晶体で吸収されないため網膜に達しやすく、視細胞に障害を与えることは知られていましたが、ブルーライトが視機能にどのように悪影響を及ぼすのかについては、実はよくわかっていませんでした。

ところが今回、岐阜薬科大学の研究チームにより、LEDから発せられるブルーライトが目にダメージを与える詳細なメカニズムが解明されました。その具体的なメカニズムは次の通りです。

細胞のエネルギー産生の場であるミトコンドリアが障害を受けるほか、タンパク質合成の場である小胞体に障害が起きることで、細胞障害が惹起されたと考えられる。

これは、波長の異なる緑、白、青の3色のLEDをマウスに照射し、細胞の状況を調べることで明らかになったメカニズムなのですが、細胞障害の原因となる活性酸素の量も、やはり青色、白色の順に多く、緑色のLEDでは増加がみられなかったようです。

ブルーライトが目にダメージを与える具体的なメカニズムを解明した今回の研究成果は、細胞障害の原因となる活性酸素を抑えるなど、今後のブルーライト対策の有効性の向上に期待されています。

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category : ブルーライト

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