乳がんの再発リスク、13時間以上の夜間絶食で下げられる可能性

乳がんは日本人女性のがん罹患率トップを占め、年々増加の一途をたどっており、現在、生涯のうちに乳がんを発症する日本人女性は、12人に1人とも言われています。

もっとも、乳がんは早期に発見し、適切な治療を受けることができれば、決して恐れる病気ではありません。実際、乳がんを発症する人の数は、乳がんで死亡する人の3倍以上に上っており、これは乳がんの生存率が比較的高いことを示しています。

とは言え、乳がんに罹患した人にとってその再発リスクは何よりも気になるところではないでしょうか。今回、そんな乳がんの再発予防に関して、注目すべき報告がありました。

夜間の絶食が癌を抑制する可能性に着目

これまでの研究で、夜間の絶食が癌の症状の悪化を抑制する可能性が指摘されていましたが、今回、米カリフォルニア大の研究チームが、1995~2007年に収集された、初期の乳がんと診断された27~70歳の女性 2,413人の調査データを分析した結果、次のような注目すべき結果が得られました。

その結果、絶食時間が一晩に13時間未満だった女性は、同13時間以上だった女性に比べて、乳がんの再発リスクが36%高いことが分かった。

つまり、夜間の絶食時間を13時間以上確保することさえできれば、乳がんの再発リスクを大きく抑制しうる可能性が示されたのです。

毎日少し早めに夕食を済ませるなど、これまでのライフスタイルを少し変えるだけで、1日3食しっかり食べたとしても、夜間の13時間以上の絶食時間を確保することはそう難しいことではありません。

乳がんの再発が気になる方はもちろん、その他のがんに関しても、その再発リスクを抑制しうる可能性があります。そう難しいことではなく、しかも、薬を使うわけでもないので、何より安全ながん再発予防策と言えますね。実践しない手はありません。

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category : 乳がん

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