男性の心不全リスクと身体活動量の注目すべき関連性が明かに

今回、スウェーデンの研究チームが、男性のみを対象として、現在及び過去の身体活動と心不全の発症リスクとの関係を調査したところ、非常に興味深い研究結果が得られたようです。

この調査は、スウェーデン在住の平均年齢60歳の男性、約3万3千例を対象として、身体活動の状況と初回心不全イベントの発生を、1998~2012年に渡って追跡調査したものです。

平均13年に渡る追跡期間中、初回心不全イベントは合計 3,609例発生し、これを分析した結果、身体活動の総量と心不全リスクとの間にU字型の関連性、つまり、身体活動量が極端に多い場合も、逆に極端に少ない場合も、心不全リスクの増大が見られたのだとか。

同時に、やはり身体活動量が極端に少ない人のリスクの方が大幅に増大していたこと。心不全リスクは1日20分以上のウォーキングやサイクリングによって最も大幅に低減すること。さらに心不全予防には、過去よりも最近の身体活動レベルの方が重要である可能性が示されるなどの注目すべき結果が得られました。

但し、この研究結果はあくまで男性のみを対象としたものである点に注意が必要です。ちなみに、女性の身体活動量と心不全リスクの関係を調査した最近の研究では、身体活動量が極端に多い場合でも、心不全リスクの増大は認められませんでした。身体活動量が心不全リスクに及ぼす影響には、性別により異なる可能性があるようです。

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category : トピックス

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