「高血圧・血管疾患」の記事一覧

マグネシウムが血圧を下げる!高血圧治療の選択肢の一つにも

天然のカルシウム拮抗薬とも言われるマグネシウムですが、マグネシウムの降圧作用については、一貫した結果は得られていませんでした。今回、米の研究チームにより、サプリメントによるマグネシウムの補充が血圧を低下させ、高血圧治療の選択肢の一つにもなりうる可能性が示されました。

週1回以上の温泉が脂質異常を改善し動脈硬化を予防する可能性

静岡県熱海市に住む約1,000人を対象に、温泉に入浴する習慣の有無、性別、年齢などと、特定健診のデータを分析した結果、日常的な温泉入浴の習慣はLDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やす可能性が示されました。温泉入浴の習慣には動脈硬化予防効果があるかも知れません。

75歳以上の高齢者の降圧目標は120mmHg未満にすべき

多施設ランダム化試験「SPRINT」の75歳以上の患者を対象としたサブ解析の結果、120mmHg未満を目標とする強化治療群は、140mmHg未満の標準治療群と比べて、主要な心血管イベントの発生率やそれによる死亡率、ともに30%以上も低いことがわかりました。

善玉コレステロールの働き弱いと動脈硬化性疾患リスク高まる

善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールの働きが弱いと、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患リスクが高まることを、生まれつき悪玉コレステロール値が高い難病「家族性高コレステロール血症」の患者220人の血液を使った実験で確認されました。

高リスクな高血圧患者の降圧目標はより厳格に120mmHg未満でリスク低下

高齢者あるいは50歳以上の高リスクな高血圧患者においては、収縮期血圧の目標値を140mmHg以下とする標準療法に比べて、目標値を120mmHg未満とするより厳格な降圧療法の方が、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが約30%低下し、全死亡リスクも約25%低下することが示されました。

高齢者の降圧薬を中止しても認知機能の低下を抑制できない

高血圧の高齢者に対して積極的な降圧治療を行うことは、脳の血流量を低下させ認知機能の低下をもたらす可能性があります。今回、オランダで降圧治療を受けている軽度認知症患者を対象に、降圧薬の使用を中止した場合と継続した場合の認知機能の変化が調査されました。

外来血圧の大きな変動は心筋梗塞や脳卒中のリスク因子

高血圧患者を対象にした大規模な臨床試験「ALLHAT」の結果を事後解析した結果、受診のたびに外来血圧が大きく変動する患者は、冠動脈疾患や心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患リスク、総死亡リスクが高いことがわかりました。

奥歯を全て失った高齢者は動脈硬化の発症リスク倍増

奥歯を全て失った高齢者は、全ての奥歯が残っている高齢者に比べて、動脈硬化を発症するリスクが約2倍に高まることが判明しました。奥歯の欠損により、動脈硬化を予防する有効成分を豊富に含む緑黄色野菜や魚介類の摂取が少なくなることが原因と見られています。

高血圧ワクチンの開発に成功!ラットで半年間の効果持続を確認

大阪大の研究グループは今回、新しい高血圧ワクチンの開発に成功しました。マウスを使った実験で、計3回のワクチン投与だけで、半年間に渡る血圧低下効果が確認されたようです。2~3年後にはヒトへの臨床試験を始めたいとのこと。

高血圧患者に高血圧薬と葉酸の併用で脳卒中リスク21%低下

高血圧は脳卒中の最大のリスク要因です。今回、中国の研究チームによる2万人以上を対象とした調査研究で、高血圧の治療薬であるACE阻害薬”エナラプリル”と葉酸の併用により、脳卒中リスクを 21%も低下させうる可能性が示されました。

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