高齢妊娠による流産やダウン症の主な原因が明らかに!

高齢妊娠の場合、流産やダウン症児が生まれるリスクが高くなってしまいます。これは、卵子が細胞分裂をする際、加齢によって染色体の分配に誤りが増えることによる染色体異常が原因であることはわかっていましたが、その具体的なメカニズムは明らかになっていませんでした。

今回、理化学研究所などの研究チームは、高性能顕微鏡でマウスの卵子を解析し、分裂時の染色体の動きを撮影したものを、コンピュータで三次元的に再構築して原因の解明に取り組んだところ、卵子の染色体が誤って分配される様子を、世界で初めて観察することに成功しました。

染色体の誤分配の原因は”コヒーシン不足”だった

卵子内の染色体同士を結びつけているタンパク質 ”コヒーシン”は、老化により減少することが分かっており、研究チームは、加齢による染色体分配の異常は、染色体を結びつけている ”コヒーシン不足” がその主な原因であると結論づけました。

研究チームはこのことを、マウスの卵子だけでなく、不妊治療中の女性の協力でヒトの卵子も観察したところ、マウスと同様の結果が得られたのだとか。

但し、”コヒーシン” がなぜ加齢によって減少するのかはわかっておらず、そのメカニズムが解明できれば、高齢妊娠のリスクを少しでも減らすことが可能になるかも知れません。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : 妊婦さん

このページの先頭へ