粗悪なカラコンによる被害続出で”眼科医の処方”法制化も

若い女性を中心に、粗悪なカラーコンタクトレンズ(カラコン)の使用によって様々な目の障害を発症し、時には角膜潰瘍などの重い症状を起こすケースも出ているようです。

今回、日本コンタクトレンズ学会が行ったカラーコンタクトレンズによる眼障害の実態調査によると、眼障害で眼科医を受診したカラコン使用者395人のうち、その9割以上が通販やディスカウントストアなどでカラコンを購入しており、約8割が購入時に眼科を受診していなかったことが判明しました。

眼障害の原因は40~50年も昔の旧素材カラコン

また、眼障害で眼科医を受診したカラコン使用者の約9割は、1970年前後に第一世代のソフトコンタクトレンズに用いられていた、HEMAと呼ばれる旧素材を用いて製造したカラコンを使用していた可能性が高いようです。

HEMA素材は、コストが安い上に汚れが付きにくく、レンズが長持ちするというメリットがあるものの、酸素透過性が著しく低いために目に大きな負担を与えます。近年では韓国製や台湾製の廉価なカラーコンタクトレンズに用いられることが多いのだとか。

カラコン販売に眼科医処方箋の義務化を要請

今回、日本コンタクトレンズ学会常任理事の渡邉潔氏は、こうした結果を受けて、国民に対してはカラコンの購入に際しては眼科への受診を、厚労省に対しては、性能に問題のある粗悪なカラコンに対する慎重な審査を要請した上で、カラコンの販売に際しては、眼科医の処方箋を義務づけるよう求めました。

今やカラコンは必須のファッションアイテムとなっているようですが、目は一生の財産です。ファッション感覚で気軽に装着するにはリスクが高すぎると言わざるを得ません。あなたは商品の価格やデザインだけで安易にカラコンを選んではいませんか?

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category : トピックス

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