デング熱ワクチン「デングワクシア」、遂にメキシコで認可

日本では2014年の夏に、およそ70年ぶりとなる国内感染が確認されて以来、大きな話題となったデング熱ですが、WHOの推計によれば、世界の人口の約半数が住む国々が、依然としてデング熱の脅威にさらされているのだとか。

当サイトでも、これまでデング熱に関するトピックスを度々取り上げてきましたが、その中には、フランスの大手製薬会社サノフィによる、世界で初めてとなるデング熱ワクチンの臨床試験での好成績を取り上げた記事もありました。

デング熱に初のワクチン登場!4つの型全てに予防効果確認

そして今回、そのサノフィ社により、同社が開発した史上初のデング熱ワクチン「デングワクシアDengvaxia)」が、遂にメキシコで認可され、一般向けに販売されることになったとの発表がありました。

世界15ヶ国の4万人を対象に実施された「デングワクシア」の臨床試験では、ワクチン接種者の3分の2に免疫性を与えることができたのだとか。しかも、デング熱の重症型であるデング出血熱に対しては、免疫を与えた割合は93%にも達し、入院のリスクを80%減少させたとの結果も得られたようです。

サノフィ社によると、これまでに20ヶ国で「デングワクシア」の承認を申請しており、今後数週間のうちに、特にデング熱感染者が多く出るアジアと中南米でさらに多くの登録が行われる予定なのだとか。

医療が充実している日本においては、デング熱予防のためにワクチンを接種する必要性については微妙なところではありますが、デング熱の流行国の多くにとっては、デング熱の予防の有効性は非常に高く、この10年間で最大の革新的発明とも評されています。

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category : その他の感染症

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