シフト勤務で糖尿病リスク上昇!特にローテーション制が高リスク

シフト勤務が糖尿病リスク因子の可能性

シフト勤務は乳がんや心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患、胃腸障害などのリスク上昇に関連することが示されていましたが、これまでの研究では糖尿病リスクとの関連については、一致した結果は得られていませんでした。

そこで今回、中国華中科技大学の研究チームにより、2014年4月までに発表されたシフト勤務と糖尿病リスクとの関連を検討した12件の研究結果、計22万6,652例を対象にした解析が行われました。

その結果、通常の昼間勤務と比較するとシフト勤務による糖尿病リスクの上昇を示す結果が得られました。

また、性別による解析では、女性よりも男性のリスクが有意に高く、交替スケジュール別による解析では、ローテーション制、不規則シフト、夜勤シフトに糖尿病のリスク上昇との関連が認められましたが、中でもローテーション制が最もリスクが高いという結果が出たようです。

糖尿病のリスク因子はトータルで考えるべき

以上、特にシフト勤務に就いておられる方にとっては、非常に気になる結果が出てしまったわけですが、それほど深刻に受け止める必要もないと思われます。

というのも、糖尿病のリスク因子はシフト勤務以外にも沢山あるからです。加齢や家族歴(遺伝的因子)など自分ではどうしようもない要因もありますが、肥満や運動不足、高血圧や高脂血症など、その気にさえなればしっかりと対策できる因子もあるわけです。

しかも、今回示されたシフト勤務による糖尿病リスクへの影響など、肥満や運動不足といった他のリスク因子に比べると大した影響ではないとも言えます。

大切なことは、シフト勤務に就いておられる方は、ご自分が通常の昼間勤務に就いている人よりも、糖尿病リスクが若干高くなることを頭の片隅に置いておき、シフト勤務以外のリスク要因を下げるよう生活習慣を少しずつでも改善していけば、何ら問題ないと言えます。

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category : 糖尿病

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