清涼飲料水を無加糖飲料に置き換えで糖尿病リスク14~25%減

これからの季節、よく冷えた甘い清涼飲料水は、その名前の通り”一服の清涼剤”となってノドの乾きを潤し、暑さによる疲れを癒やしてくれます。ところが今回、イギリスの研究チームによる大規模な住民研究の結果、注目すべき報告が発表されました。

この大規模住民研究は、1993~97年に年齢40~79歳の約2万5千人を対象に、日常生活の中で習慣的に飲まれた加糖飲料の種類と、その後の2型糖尿病発症との関連について、約10年に渡って追跡調査されたものです。

加糖飲料と2型糖尿病発症リスクの関連性が明らかに

その結果、清涼飲料水や乳飲料などの加糖飲料の摂取量が多ければ多いほど、2型糖尿病の発症リスクが上昇するという用量依存性の関連が認められました。

より具体的には、1日に摂取する総取得エネルギー量に占める加糖飲料からのエネルギー摂取量が 5%増えるごとに、2型糖尿病の発症リスクが 18%も上昇するとの結果が得られたのです。

無糖飲料に置き換えることで糖尿病リスク抑制が可能

その一方で今回の研究では、1日に飲んでいる加糖の清涼飲料水1杯分を、水や無糖のお茶、コーヒーなどに置き換えることで、その後の2型糖尿病発症リスクを約14%も低下しうること、また、加糖乳飲料1杯分を、それらの無糖飲料に置き換えることで、20~25%もの2型糖尿病リスクを抑制しうる可能性も示されました。

また研究チームは、加糖飲料からのカロリー摂取を、1日に摂取する総カロリー量の10%、5%、2%に減らすことができれば、2型糖尿病の新規発症リスクを、それぞれ3%、7%、15%と抑制することが可能であると推定されています。

現在、清涼飲料水などの加糖飲料を習慣的に愛飲されている方は、その一部を水やお茶などの無糖飲料に置き換えるなどして、たとえ少しずつでも1日の摂取量を減らしていくことを考えた方が良いようです。

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category : 糖尿病

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