1日の歩行時間が30分未満で糖尿病リスク1.2倍に!ウォーキングで糖尿病予防

日々の適度な運動が糖尿病予防に繋がることは良く知られています。当サイトでも過去に、運動の量と糖尿病の発症リスク低減との関連を具体的な数値として示した研究成果について取り上げたことがあります。

週に150分の運動で妊娠糖尿病後の2型糖尿病リスクを半減

このトピックスは特に、妊娠中に糖尿病を発症した経験のある女性の運動量と、その後の2型糖尿病発症との関連を示した研究成果ですが、週に150分の運動で、その後の2型糖尿病リスクを47%も低下させるという注目すべきものでした。

”週に150分”と言うことは、1日にして20~30分程度です。普段から身体を動かす習慣のある人にとっては、何なくクリアできる時間であると言えるものの、”運動”という表現については、いささか具体性に欠けると言わざるをえませんでした。

ウォーキングの糖尿病予防効果が明らかに

ところが今回、運動の中でも最も手軽に実践できるウォーキングに注目して、日本人の糖尿病発症リスクに対する低減効果を明らかにした、初めての研究成果が報告されたのです。

国立がん研究センターの研究チームは、1998から2000年にかけて、26,488人の男女を対象にして血液検査で糖尿病の有無を調べ、本人に自覚がないまま糖尿病を発症していた1058人について分析した結果、1日の歩行時間が30分未満の人は、2時間以上歩く人に比べると糖尿病を発症するリスクが 1.23倍も高くなっていることが明らかになりました。

また、1日の歩行時間が30分以上、2時間未満の人の糖尿病リスクは、2時間以上の人との間に明確なリスク差が見られなかったようです。と言うことは、1日に最低でも30分以上のウォーキングを心がけるだけで、将来の糖尿病発症リスクを大きく引き下げることができることを示していると言えますね。

逆に、1日の歩行時間が30分未満の人は、自らの糖尿病リスクが20%以上も高くなっていることをしっかりと自覚しておく必要がありそうです。

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category : 糖尿病

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