高齢者は禁煙よりも運動?1日30分の運動で死亡リスク40%減

喫煙は寿命を10年短くすると言われています。しかし、禁煙することで短縮される寿命を取り戻すことができることも事実で、例えば18歳から喫煙を始めた人が、35歳で禁煙した場合、失われるはずの10年を丸ごと取り戻すことができるのです。

当然、禁煙による寿命の回復は、40歳で9年、50歳で6年、60歳で3年・・・と、禁煙の開始年齢が遅くなれば遅くなるほど少なくなってしまうのですが、今回、特に高齢者の健康寿命の延長を考えた場合、この禁煙よりも効果的な生活習慣が存在することが示されました。

高齢者の運動習慣と健康寿命

ノルウェーの研究チームは、「オスロ研究」と呼ばれる高齢男性を対象とした大規模な調査研究の結果、1日に30分程度の運動を週6日間実践した人は、その運動強度に関係なく、死亡リスクが40%も低下する可能性が確認されたと発表しました。

また、週に1時間未満の軽い運動については、寿命に影響が見られなかったのに対して、週にたった数回(週合計30分程度)でも激しい運動をこなす高齢者は、ほとんど運動しない高齢者に比べると寿命が 5年も長かったのだとか。

高齢者の健康寿命の”伸びしろ”を考える

もちろんこの記事は、禁煙による健康寿命の延長は高齢者になるほど少なくなるので、高齢になってまで辛い禁煙に挑戦するのであれば、1日にたった30分の運動習慣を持ちしましょう!などと言っているのではありません。

当然にして、禁煙と運動の両方を実践することにより、さらなる効果が期待できるわけで、むしろ、現在喫煙習慣があり、運動習慣のない高齢者は、ご自分の寿命を大きく延ばす”伸びしろ”があるとポジティブに捉えてみるのはいかがでしょうか。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : 運動

このページの先頭へ