リンゴ病、東京都全域で初めての流行警報!感染のピークは?

俗に”リンゴ病”と呼ばれる「伝染性紅斑」の感染が、依然として広がっているようです。これまでこのサイトでも何度か取り上げてきたのですが、今回、東京都全域においてリンゴ病の流行警報が発令されました。東京都がリンゴ病で警報を出したのは、1997年の調査開始以来初めてのことなのだとか。

リンゴ病に関しては、新しいトピックスが発表される度に、新しい情報を付加しながら、最も注意すべき点について繰り返し説明してきました。今回も例によって、過去記事からの引用です。

胎児への感染が確認されたのが69人で、そのうちの49人が流産、死産したということは、確率にして実に71%を越える結果ということになります。また、胎児への感染が認められた妊婦さんの半数には、りんご病の症状が出ていなかったというのも恐ろしいポイントではないでしょうか。

この調査結果は、2013年に厚生労働省が実施した、リンゴ病に関する初めての全国調査によって明らかになったものです。

つまり、母胎にはリンゴ病の症状が出ず、その感染に気付かなかった場合でも、胎盤を通して胎児に感染する可能性があり、胎児への感染があった場合は、7割を越える確率で流産や死産に至ったという驚くべきものです。

妊婦さんがおられるご家庭、特に小さなお子様がおられる場合は、日頃から手洗い、うがいなどを励行して徹底した感染予防に努めましょう。

リンゴ病感染のピークは例年、7月上旬頃だとされています。少なくとも、まだしばらくの間は増加傾向が続くと予想されますので、今回流行警報が出された東京都以外の地域も十分な注意が必要です。

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category : その他の感染症

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