週に150分の運動で妊娠糖尿病後の2型糖尿病リスクを半減

妊娠中に妊娠糖尿病を発症した経験のある女性は、出産後の2型糖尿病の発症に注意しなければなりません。これまでの研究で、2型糖尿病の発症リスクは、出産後の健康的な食事によって低減することが示されていましたが、それ以外のリスク低減策は明らかになっていませんでした。

今回、日々の身体活動量などが妊娠糖尿病歴を有する女性の2型糖尿病発症に果たす役割を明らかにするために、2001年までに妊娠糖尿病を発症していた4,554人を対象にして、2007年まで追跡調査が行われました。

注目すべきその調査結果は次の通りです。

身体活動量が5MET時/週増加当たり(中等度の運動を週に100分間実施した場合に相当)の調整相対リスクは0.91(0.88-0.94)となり、このレベルの運動を追加実施すれば2型糖尿病リスクは9%低下することが示された。

中略

ベースラインから7.5MET時/週以上増加(中等度の運動を週に150分実施した場合に相当)していた女性では、2型糖尿病リスクは47%低下していた(相対リスクは0.53、0.38-0.75)。

1日に20~30分程度の運動で糖尿病リスクを半減

つまり、中程度の運動を週に100分程度実施した人の2型糖尿病発症リスクは、特に運動をしなかった人に比べて9%低下し、同じく中程度の運動を週に150分程度実施した人の2型糖尿病リスクは、なんと47%も低下していたという驚くべき結果が出たようです。

週に150分ということは、1日にして20~30分程度と、それほど難しい運動量ではないと言えますね。糖尿病は一度発症するとその治療はなかなかに大変なもの。妊娠糖尿病の経験のある方は、日々の健康的な食事と20~30分程度の運動を心がけ、糖尿病の発症リスクを出来る限り下げてしまいましょう。

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category : 妊婦さん

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