緑茶をたくさん飲む人ほど死亡リスク低下!国内の大規模調査で判明

緑茶やコーヒーの健康効果については、これまでにも多くの報告が寄せられていましたが、今回、国立がん研究センターにより、緑茶の死亡リスク抑制効果に関して注目すべき報告がありました。

日本全国に住む約9万人を19年間に渡って追跡調査

国立がん研究センターが、日本全国に住む40~69歳の男女、約9万人に対して、平均19年間もの追跡調査を行い、緑茶の1日の摂取量と死因を分析した結果、1日に緑茶をたくさん飲む人ほど、心疾患や脳疾患、呼吸器疾患などにより死亡するリスクが低くなることがわかりました。

心臓や脳などの病気で死亡する確率は、緑茶を1日5杯以上飲む人の場合、1日1杯未満の人よりも男性で13%、女性で17%低いことがわかった。飲む量が多いほど死亡率が低いという。

また、死因別で見た場合、男女ともに緑茶による死亡リスクの低下が見られたのは心臓疾患で、脳疾患や呼吸器疾患による死亡率の顕著な低下は、男性のみに見られたようです。

がんリスク抑制効果は確認できず。但し…

残念ながら今回の調査では、緑茶にがんの危険性を抑える効果については確認できませんでした。但し、緑茶との因果関係は不明なものの、厚生労働省による調査において、日本のがんの死亡率の少ない市区町村の上位には、男女ともに緑茶で有名な産地名が並んでいるのだとか。

緑茶に含まれるカテキンとカフェインの健康効果か

今回の調査結果を発表した国立がんセンターの研究チームの分析によると、緑茶に含まれるカテキンの血圧降下作用や血糖値改善効果カフェインの血管を健康に保つ効果などによるものではないかと見られています。

また、同様の効果はコーヒーでも確認されています。但し、コーヒーの場合には、”飲めば飲むほど…”ではなく、1日の摂取量が3~4杯の時に最も死亡リスクの低下が見られ、5杯以上飲んでいる場合には、死亡率の低下は確認できなかったようです。コーヒーの死亡リスク抑制効果に関しては、以前に記事にしているので、詳細はそちらでご確認ください。

1日に3~4杯のコーヒーが日本人の死亡リスクを最も下げる!

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category : iPS細胞

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