心不全患者が自宅でリハビリ可能に!ネットを介したリハビリ機器開発、来年にも治験開始へ

国内の患者数は120万人以上とも推定されている心不全ですが、今回、大阪大の谷口達典特任研究員らにより、そんな心不全患者が通院することなく、インターネットを利用して自宅でリハビリテーションができる機器が開発されました

今回開発された機器は自転車型で、ペダルをこぐ心不全患者の心電図や脈拍などのデータを、機器に備え付けられたタブレット型端末を通じて病院に送信され、医師や理学療法士が随時データを確認できるシステムです。

ペダルの重さを遠隔操作できる他、タブレット端末を通じて患者と会話することも可能で、医師らにより遠隔から患者に合った運動負荷の増減を指示できるため、患者はリハビリのために通院する必要がなくなります

心不全や心筋梗塞を発症した人は、手術や治療を受けた後も、再発や再入院を防ぐために、心肺機能や筋力を回復させるべく、心電図や脈拍を確認しながら運動するリハビリが有効とされています。

このリハビリテーションは、週3回ほど行うのが効果的とされていますが、頻繁に病院に通うことが難しい患者も多く、途中で挫折してしまう人も少なくありません。

現在、このように医療機関でのリハビリが必要な患者は、全国で40万人いるとも言われていますが、実際にはその1割程度しか行われていないというデータもあるようです。

この研究を主導する谷口氏によれば、まずは10人程度で試した後、来年にも大規模な臨床試験を実施して有効性を検証し、2~3年後には医療機器としての承認を受け、実用化を目指すとのことです。

  1. 心不全患者が通院することなく、インターネットを介して自宅でリハビリができる機器を開発
  2. 自転車型の機器で、リハビリ中の患者の心電図や脈拍などのデータが、病院の医師や理学療法士に随時送信されるシステム
  3. 来年にも大規模な臨床試験を実施し、2~3年後の実用化を目指す
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category : トピックス

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