子宮頸がんワクチン副作用把握のための追跡調査を強化

これまでの追跡調査では不十分

厚生労働省によると、子宮頸がんワクチン接種後に、原因不明の痛みが続いたり、歩けないといった運動障害などの重い副作用の訴えが、2009年12月から2014年3月末までに計176件報告されています。

厚生労働省はこれまでも、子宮頸がんワクチン接種後の副作用報告があった場合、ワクチン製造販売業者などと連携して症状の経過について追跡調査を行ってきました。

ところが、現状では医療機関が調査への協力を拒否したり、患者が自己の判断で別の医療機関に転院したりして、調査が途切れてしまうことも少なくなく、また、担当医師が「軽快」と判断したことで調査が終了した後、症状が再び重篤化する事例もあり、副作用の実態が十分に把握できていないとの指摘が以前よりありました。

副作用を把握する仕組みを強化

そこで今回、田村厚生労働相は、子宮頸がんワクチンの接種後に体の痛みなどの重い副作用を発症した全患者の追跡調査を行うことにより、副作用を把握する仕組みを強化する考えを明らかにしました。

より具体的には、医療機関に調査への協力を改めて依頼するとともに、症状に関する追跡が途切れた場合は、市町村を通じて患者本人から情報を収集し、通院が必要なくなるまで追跡を行うこととするのだとか。

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category : 副作用

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