手足口病が西日本を中心に大流行の兆し!過去10年の同時期で最多

本来、夏に流行することが多い感染症である ”手足口病” ですが、今月2日にまとめられた国立感染症研究所の発表によると、先月、5月18日から24日までの一週間における手足口病の患者報告数が、過去10年の同期と比べて最多となったことがわかりました。

現在、福岡県や大阪府など西日本を中心に感染が拡大しており、国が定める警報基準値である 5.0人を上回る保健所管内が続出しているようです。同週における都道府県別の定点当たり患者報告数は次の通り。

都道府県別では、徳島が8.13人で最も多く、次いで鳥取(5.79人)、香川(5.61人)、熊本(5.2人)、福岡(4.73人)、大分(4.67人)、佐賀(4.22人)、長崎(4.2人)、沖縄(4.06人)、兵庫(3.04人)、大阪(2.96人)、鹿児島(2.82人)などの順だった。

手足口病は、”コクサッキーA16”や”エンテロウイルス71”を主な病原ウイルスとする急性ウイルス性感染症です。感染してから3日~5日の潜伏期間を経て、口の中の粘膜や手のひら、足の裏などの手足の末端に2~3ミリ程度の水疱性発疹があらわれます。

咳やくしゃみによる飛沫や、排泄物などを触った手を介して、乳幼児を中心に感染が広がり、重症化することはほとんどありませんが、まれに脳炎などの合併症を起こすので注意が必要です。

流行地域はもちろんですが、本来、手足口病はこれからの季節に感染が本格化する感染症ですので、今後さらなる感染の広がりが予想されます。特に乳幼児がおられるご家庭は、手洗いやうがいの徹底など感染予防に努めましょう。

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category : その他の感染症

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