インフルエンザ脳症が過去5年間で最多!注意すべき症状とは?

日ごとに春の足音が近づく中、猛威を振るった今シーズンのインフルエンザも下火になりつつあるようですが、依然として3月半ばとしては異例の患者数が報告されており、注意が呼びかけられています。

そんな中、今回、国立感染症研究所の調査により、インフルエンザの感染に伴う「インフルエンザ脳症」を発症した患者の報告数が、今シーズンはこれまでに161人に上り、過去5年間で最も多くなっていることがわかりました。

インフルエンザ脳症とは?

インフルエンザ脳症とは、インフルエンザの合併症の一つで、急な高熱の後、けいれんや意識障害、異常な言動などを起こすものです。進行が非常に早く、急な発熱の後、数時間から1日で発症し、特に乳幼児の感染は死に至ることもある危険な合併症です。

これらの症状はウイルスによって直接もたらされるわけではなく、ウイルスに対する体内の免疫システムが過剰に反応するためだと考えられており、重症化すると運動まひなどの後遺症が残ることも少なくありません。

早期発見、早期治療がカギ!こんな症状にご注意を

インフルエンザ脳症は、治療が早ければ早いほど後遺症が出にくくなることがわかっており、早期発見、早期治療が重要になります。急な高熱が出た場合には、子どもの目の様子などを注意深く観察し、次の症状のうちどれか一つでも見受けられれば、インフルエンザ脳症を疑うべきだと言えます。

  • 意識障害
  • けいれん
  • 意味不明な言動

また、今回の調査をまとめた国立感染症研究所によると、インフルエンザ脳症の患者数全体に占める15歳未満の割合は、例年 60~70%程度であるのに対して、今季は86%と非常に高くなっていることもわかりました。その意味でも、特に15歳未満のお子様がいるご家庭は、今しばらくは細心の注意が必要ですね。

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category : インフルエンザ

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