日本心臓病学会が心臓病を持つ被災者のためのメール相談を実施中

前記事に引き続き、熊本地震による被災者支援関連のトピックスです。

避難生活の長期化が予想される中、現在、「エコノミークラス症候群」や「たこつぼ心筋症」など、特に循環器系疾患に関連する二次的健康被害の懸念が非常に高まっています。

「エコノミークラス症候群」については、現在様々なメディアで取り上げられ、注意喚起がなされていますので、ここでは詳しくは触れません。「たこつぼ心筋症」とは、精神的な過度のストレスを受けた後に、心臓の筋肉が収縮しにくくなり、正常に血液を送り出すことができなくなる病気です。

特に以下に該当する人は注意が必要です

  • 人工弁手術などでワルファリンを服用中の人
  • 冠動脈にステント治療をしている人
  • 高血圧で3種類以上の薬の服用している人
  • 心不全で治療中の人

こんな症状があれば要注意!

もしも以下のような症状があらわれた場合、その兆候が見られた場合には、決して我慢することなく最寄りの医師や医療関係者にご相談ください。(エコノミークラス症候群による症状も含めたものです)

  1. 急に息苦しくなった
  2. 急な胸の痛みや圧迫感がある
  3. 冷や汗をかいたり、吐き気がする
  4. 動悸がする
  5. 脈がはやい(毎分100回以上)
  6. 気が遠くなる感じがする
  7. 一瞬気を失った
  8. 急に足がむくみ、痛みやだるさがある

心臓病を治療中の被災者はメールで医師に相談も可能

そして現在、日本心臓病学会では、これらの二次的健康被害を予防するための情報を発信しているだけでなく、公式サイト上の緊急掲示板にて、心臓病を持つ被災者やそのご家族からの質問や相談をメールで受け付けています。

心臓病を持つ被災者やそのご家族の皆さまからのご相談を受付中です。

  1. 性別
  2. 年齢
  3. 相談内容

以上の3項目を記載して、 keijiban@jcc.gr.jp までメールで問い合わせれば、医師による個別のアドバイスがいただけます。避難している場所によっては、適切な医療を受けることが難しい状況にある人も少なくないでしょう。少しでも不安や疑問がある場合には、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

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category : トピックス

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