生活習慣の改善で回避可能な世界の死者数が23%増加

今回、世界的な統計データを分析した結果、高血圧や喫煙、肥満、高血糖、塩分の過剰摂取など、生活習慣の改善や適切な治療によって回避可能な健康リスクによる世界の死者数が、1990年以降で約23%も増加していることが明らかになりました。

この研究結果は、世界188ヶ国を対象とした世界保健機関(WHO)や世界銀行などの各種データに加えて、100ヶ国以上の国々の科学者約1千人から提供された統計データを基にしてまとめられたものです。

2013年における死亡に繋がる健康リスクが最も高かったのは高血圧で、次いで喫煙、肥満、高血糖、塩分の過剰摂取と続いており、これらの健康リスクは全て生活習慣に強く関連するもので、食習慣の改善や適切な治療を受けるなど、心がけ次第で改善可能であると言えます。

一部の健康リスクに性別差も

また、喫煙やアルコール摂取など、性別によって疾患の発症や死亡率に大きな違いがあることもわかりました。

喫煙は、男性においては死に繋がるリスク要因の第2位であるのに対して、女性においては喫煙を原因とする死者数は男性よりも約6割も少なく、アルコールの摂取についても、男性においてはリスク要因の上位10位に入っているのに対して、女性においては主な死亡原因にすら入っていなかったのだとか。

この研究結果をまとめた研究チームは、これらの結果を受けて、次のように述べ、生活習慣の改善の必要性を強調されています。

端的に言えば、われわれは悪しき生活習慣を送っているということだ。

こうした習慣は避けられるもので、個人でも地域としてもなんらかの手段を講じられるはずだ。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : トピックス

このページの先頭へ