母乳育児が子どものIQと収入を高くする!30年の追跡調査で判明

母乳による育児が子どもの脳の発達に影響を及ぼすことはすでに知られていましたが、今回、ブラジルの研究チームにより、約3,500人もの新生児を30年間に渡って追跡調査がなされました。

その結果、乳児期に母乳で育てられた期間が長いほど、成人してからの知能レベルが高く、収入も高かったことが判明しました。ちなみにこの傾向は、母親の社会経済的な地位の影響はほとんど見られなかったのだとか。

より具体的な調査研究の概要と、その結果は次の通りです。

1982年にペロタスで生まれた新生児に関する別の研究データを分析。3493人の平均30歳の時点でのIQ(知能指数)テストの結果や学業成績、収入を母乳に関する情報と比較した。

その結果、30歳の時点で、乳児期に1年以上母乳で育てられていた人は母乳育児期間が1か月未満だった人と比べて、IQが4ポイント高く教育を受けた期間が0.9年長かった。また収入は1か月あたり341ブラジルレアル(約1万3000円)多かった。

研究チームによれば、母乳が子どもの知能に有益な影響をもたらすメカニズムについて、母乳に含まれる不飽和脂肪酸の一種であるDHA(ドコサヘキサエン酸)による健脳効果によるものではないかとの見方がなされています。

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category : 赤ちゃんの健康

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