就学前の子どもの肥満は空間を認識する能力を低下させる

子どもの肥満に関しては、以前に、親の経済状況が悪いほど子どもの肥満リスクが高くなる傾向にあること、そして特に10代の過体重や肥満が、中年期の大腸がん発症リスクを倍増させるといった研究成果を取り上げたことがあります。

今回はイギリスの研究チームにより、それよりももっと早い就学前の子ども12,349人を対象に、3~5歳時の体重が、5歳になった時点での空間認識能力や表現能力、推理能力といった認知能力にどのように影響を与えるかについて調査されました。

その結果、3歳時に肥満であった子どもは、標準的な体重の子どもに比べると、5歳になった時の空間認識能力が平均して有意に低いことが判明したのです。

就学前の子どもの肥満が空間を認識する能力に、具体的にどのように影響を与えているのかについては、まだよくわかっていませんが、冒頭で挙げた”親の経済状況”など、何らかの環境が影響しているのではないかと考えられています。

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category : 肥満症

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