日本人の肥満と乳がんリスクの関連性を確認。最大2倍以上も!

日本人の肥満と乳がんリスクの関連性

つい先日、手足は細いままなのにポッコリとお腹が出て胴体だけが太くなる”中心性肥満”と閉経後の乳がんリスクとの関連に関する、イギリスの研究チームによる研究成果をピックアップしたところですが、今回は日本人を対象とした大規模、かつ長期に渡る研究において、肥満と乳がんの関連性を示す結果がでたようです。

この研究成果は、がん予防・検診研究センターの研究グループによるもので、18万人以上もの被験者に対して、平均12に渡って追跡したデータを解析し、肥満指数(BMI)と乳がん発症との関連性を閉経前、閉経後に分けて推定されました。

その結果、閉経前、閉経後ともにBMIの数値が大きくなると乳がんリスクが高くなり、閉経前でBMIの数値が30以上の最大群の乳がん発症リスクは、BMIが23~25の基準値群の同リスクに比べると 2.25倍にも達したのだとか。

また一方で、BMIの数値が低いほど閉経後における乳がん発症リスクが低くなることが確認されたものの、閉経前においてはBMIが基準値群よりも低い群であっても、乳がんリスクは同程度であったこともわかりました。

逆に痩せすぎてもダメ!

つまり、乳がん予防の観点からは痩せれば痩せる程、乳がんの発症リスクを低く抑えることができる可能性が示されたわけですが、閉経前は痩せ過ぎることにより基準値(BMIが23以上、25未満)を下回った場合でも、乳がんリスクは基準値の人と同程度であるとの結果が出たわけです。

痩せ過ぎると逆に免疫力が弱まるだけでなく、感染症に感染しやすくなったりするので、研究グループは閉経前女性のBMI目標値として、あくまで21以上25未満を推奨しています。

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category : 乳がん

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