親の経済状況が悪いほど子どもの肥満リスクが高くなることが判明

つい先日、10代の過体重や肥満が、中年期の大腸がん発症リスクを倍増させるとする研究成果を取り上げたばかりですが、今回、別の研究により、その10代の子どもの肥満は、親の経済格差の影響を受ける可能性が示されました

日本医科大学の研究グループが、全国から無作為に抽出した 794名の 6歳~18歳の子どもを対象に、親の経済格差が子どもの肥満に及ぼす影響についての分析を実施したところ、次のような結果が得られました。

その結果、青年期では、世帯を月間の家計支出額に基づいて3つのグループに分けた場合、下位3分の1の世帯(平均家計支出額:16.5万円)では、上位の世帯(平均家計支出額:45.2万円)と比較して肥満の割合が3.4倍高いことが判明した。

特に、12歳~18歳の青年期の子どもについて、親の経済水準が低い世帯の子どもの肥満率は、経済水準が高い世帯の子どもに比べると、3.4倍も高いことが判明したのです。

これまで欧米では、親の経済状況が悪いほど子どもの肥満リスク高くなるとの報告はありましたが、日本では同様の報告はありませんでした。やはり現代の日本人にも同様のことが言えるようです。

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category : 肥満症

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