太ってる人ほど「粉もん+ご飯」好き!大阪版健康・栄養調査結果を公表

お好み焼きとご飯、ラーメンとチャーハン、うどんとかやくご飯など、いわゆる”粉もん”とご飯のセット、つまり、主食と主食の重ね食べは、関西、ことに大阪ではごく当たり前の食文化と言えます。

大阪出身の私にとっては、まさに子供の頃から慣れ親しんだメニューなのですが、関西以外の人から見れば、それはとても奇異に映るみたいですね。

今回、大阪府による18歳以上の府民 1,858人を対象にした「第一回大阪版健康・栄養調査」の中で、大阪人がこの「粉もんとご飯のセット」、主食の重ね食べをしている頻度が明らかになりました。

その具体的な調査結果は次の通り。

  1日1食以上 週1食以上
男性 27% 61%
女性 26% 47%

つまり、大阪府民の4人に1人(男女ともに)は、毎日のように、この主食の重ね食べをしていることになります。特に関西以外の人はこの結果に驚かれたのではないでしょうか。

太っている人ほど主食の重ね食べの頻度が高い傾向

さらに、主食の重ね食べの頻度と肥満度を示す体格指数(BMI)との関係を分析したところ、やはりと言うか、当然と言うか、太っている人ほど、主食を2種類同時に重ねて食べている頻度が高い傾向にあったようです。

より具体的に、対象者をBMIが18.5未満の”やせ”、18.5以上25.0未満の”普通”、そして25.0以上の”肥満”に分け、それぞれのグループにおける主食の重ね食べを週1~6食以上している人(もちろん1日1食以上の人を含む)の割合は次の通りです。

  男性 女性
やせ 53.5% 41.5%
普通 58.6% 45.7%
肥満 70.7% 56.2%

確かに、太っている人ほど主食の重ね食べ頻度が高いという結果が、男女ともに出たわけですが、別の見方をすれば、たとえ主食の重ね食べを週1食以上していたとしても、男性の約6割が、女性の約半数が”やせ”または”普通”をキープできているとも言えますね。

特に、女性の”肥満”グループだけを見た場合、重ね食べを毎日1食以上している人の割合は26.5%であるのに対して、重ね食べを週1~6食している人の割合は29.7%と、毎日している人を上回っているほどです。

特に高齢者は主食でお腹いっぱいにしないで

その意味では、そう神経質になるデータではないと考えることもできますが、問題は、この関係を世代別に見た場合、65歳以上の高齢者に重ね食べの頻度が最も高かった点です。

もちろん高齢者に限らず、毎日の栄養バランスはできるだけ考慮すべきだとは言えますが、特に高齢者は最近話題のフレイル(虚弱)の問題もあるので、この主食の重ね食べはできるだけ避け、筋肉をつくるタンパク質の積極的な補給を心がけたいものです。

なお、この大阪府による「第1回大阪版健康・栄養調査」の結果は、下記サイトよりダウンロードすることができます。

第1回大阪版健康・栄養調査結果(速報版)の公表

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : 食生活

このページの先頭へ