卵巣がん転移のメカニズムを解明!卵巣がんの早期発見や新治療法確立へ期待

卵巣がんが腹膜に転移するメカニズムが解明されました。

あらゆる細胞は様々なタンパク質やリボ核酸(RNA)などを含む「エクソソーム」を分泌することで、他の細胞とやりとりしています。

今回、卵巣がん細胞の「エクソソーム」が腹膜に付着して細胞を破壊し、腹膜に穴をあけることで、転移を促進していることが判明。さらに、その原因となる遺伝子も特定されました。

国立がん研究センターと名古屋大の研究チームによる報告です

卵巣がんは自覚症状が乏しく、腹膜にばらまかれたように転移が広がる腹膜播種(ふくまくはしゅ)になった段階で見つかることが多いことで知られています。

国内では毎年約1万人が卵巣がんを発症し、約5000人が死亡しています。

そのため卵巣がん治療においては、この腹膜播種を制御することが治療の要でもあります。

今回の研究成果により、この「エクソソーム」が経過観察の重要な情報となることはもちろん、もしもこれを除去することができれば、卵巣がんの転移を予防できる可能性もあり、卵巣がんの早期発見や新たな治療法の確立に繋がると期待されています。

  1. 卵巣がんは自覚症状が乏しく、腹膜に転移が広がった段階で見つかることが多い
  2. 今回、そんな卵巣がんが腹膜に転移するメカニズムを解明
  3. 原因遺伝子も特定されたことから、卵巣がんの早期発見や新たな治療法の確立に期待
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category : がん治療・がん研究全般

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