牛乳や乳製品でアルツハイマー病を防げる可能性

脳卒中や心臓病などの生活習慣病と生活習慣の関連を調べるために、福岡県久山町で住民の全面協力の下に行われている「久山町研究」において、今回、新たな研究成果が発表されました。

牛乳や乳製品の摂取量が増えれば増えるほど、全ての認知症の発症率が有意に低下することが示されたと言うものです。具体的な調査内容な次の通り。

追跡対象は60歳以上の非認知症の男女、1081人。

牛乳・乳製品の摂取量を最小量~最大量で4等分し、摂取量と全認知症、アルツハイマー病、脳血管性認知症との関連を追っている。

17年間の追跡期間中、303例が認知症を発症し、166例がアルツハイマー病、98例が脳血管性の認知症だった。

乳製品がアルツハイマー病の防御因子になりうる可能性

また、高血圧症など、認知症に関わるその他のリスク因子の影響を排除して分析したところ、牛乳や乳製品の摂取量が増えれば増えるほど、認知症の中でもアルツハイマー病の発症率のみが有意に低下していることがわかりました。

つまり、牛乳や乳製品が単独でアルツハイマー病の防御因子になりうる可能性が示されたわけです。

研究チームによると、牛乳や乳製品の摂取によって、認知症予防に効果があるとされるカルシウムやマグネシウムが補われるためではないかと推測されています。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+
このエントリーをはてなブックマークに追加

category : 認知症・アルツハイマー病

このページの先頭へ