”激怒”が心臓発作を誘発!8.5倍のリスク上昇を確認

これまでにも激しい怒りが心臓発作や不整脈の原因となるだけでなく、不眠症や過食、さらには糖尿病の発症リスク上昇などにも繋がるとする、様々な報告が寄せられていました。

今回、オーストラリアの急性心血管診療所が、心臓発作により搬送された300人以上の患者を対象に、心臓発作を起こす直前の48時間における感情の状態を調査しました。

その結果、極端な怒りを覚えた患者は、その2時間以内に心臓発作を発症するリスクが通常よりも、なんと8.5倍も高いことが分かったのだとか

怒りが心臓発作を誘発するメカニズム

怒りが心臓発作のリスクを8.5倍も上昇させる具体的なメカニズムとしては、次のように考えられています。

まず、ヒトは強い怒りを感じると、アドレナリンやコルチゾールといったホルモンを血流に放出することが分かっています。

血中のアドレナリンやコルチゾールの値が高くなると、血圧が上昇し、心臓の負担が増えるわけですが、それだけではなく、血圧上昇と血流量の増加はどうしても動脈の内膜を損傷するリスクを高めてしまいます。

動脈の内幕に生じた傷は、その部分にプラークと呼ばれる脂肪の固まりが溜まる原因となります。もしもそのプラークが破れて血栓が血管内を飛び、やがてそれが心臓に達して冠動脈を完全に塞ぐことにより発症するのが心臓発作、つまり心筋梗塞なのです。

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category : 心筋梗塞

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