RSウイルス感染症が全国的に猛威!特に首都圏を中心に感染拡大

気温の低下や空気の乾燥が進むこれからの季節、ウイルスの活動が活発になり、様々な感染症が流行し始めます。

先日は主に西日本において、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスを原因とする感染性胃腸炎が流行の兆しを見せているというトピックスを取り上げたばかりですが、今度はRSウイルスが全国各地で猛威を振るっているようです。

10月27日から11月2日までの週の全国の患者報告数は、前週比27%増の3423人。2週連続で増加し、RSウイルスの発生動向調査を始めた2003年以降の同期比で2番目に多い報告数を記録した。

都道府県別の患者報告数は全国的に増加傾向が見られるようですが、特に東京都を中心とした首都圏において感染の拡大が見られ、都内の年齢別患者数を見た場合、1歳以下の感染者が全体の7割超を占めているのだとか。

RSウイルス感染症は乳児期早期に初感染すると重症化しやすい

RSウイルス感染症は呼吸器感染症の1つで、その名が示す通り、RSウイルスの感染によるものです。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後も感染を繰り返すとされています。

RSウイルス感染症に感染した場合でも、ほとんどの場合は軽い風邪のような症状がみられる程度ですので、そう恐れる感染症ではないのですが、小児を中心に重症化するケースがあります。

特に初めて感染した場合は重症化しやすいといわれており、RSウイルスへの初めての感染が生後数週間~数ヶ月間の乳児期早期だった場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすこともありますので、生まれたばかりの赤ちゃんがいらっしゃるご家庭は、できる限り感染を避けるための注意が必要ですね。

RSウイルスへの感染は、咳やくしゃみなどの飛沫感染に加え、RSウイルスが付着した手指で目や鼻、口を触ることによる接触感染も多く見られることから、マスクの着用や手洗いの励行といった予防策が有効です。

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category : その他の感染症

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