RSウイルス感染症がここ10年で過去最多に!特に注意すべき人は?

RSウイルス感染症の患者数が過去10年で最多に

このサイトでは、これまで2度に渡ってRSウイルス感染症に関する最新のトピックスを取り上げてきました。

今年の8月下旬から全国的に急増しているRSウイルス感染症の患者数ですが、11月17日~23日にかけての1週間あたりの患者数が 5,151人に達し、過去最高であった2012年10月初めの週の 5,007人を超えて、調査を開始した2003年以降で最多となったとの発表がありました。

国立感染症研究所によると、RSウイルス感染症の流行は、例年12月から1月にかけてピークを迎えることから、この流行は来年1月頃までは続くと見られています。

RSウイルス感染症を注意すべき人は?

RSウイルス感染症はその名が示す通り、RSウイルスの感染による呼吸器感染症の1つで、生後2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後も感染を繰り返すとされています。

RSウイルス感染症は患者のほとんどは軽い風邪のような軽症で済むので、通常はそう心配をする必要はないのですが、初めてRSウイルスに感染した場合は重症化しやすい傾向があり、特に、生後数週間~数ヶ月の乳児期早期にRSウイルスに初感染した場合は、呼吸困難や細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こしやすいと言われています。

また、心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全のある場合には年齢に関係なく重症化のリスクが高くなるので、例えばぜんそくの持病のある高齢者なども十分に注意する必要があると言えますね。

RSウイルスに対する有効なワクチンは存在しないことから、特に上記のような重症化するリスクの高い乳幼児や高齢者がおられるご家庭では、手洗いやうがい、マスクの着用など基本的な対策を徹底する必要があると言えます。

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category : その他の感染症

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