乳幼児が重症化しやすい”RSウイルス感染症”が流行の兆し!

”ウイルス感染症”と言えば…

このサイトでも度々取り上げているのですが、ここ最近”ウイルス感染症”と言えば、世界的には、西アフリカで危機的状況にあるエボラ出血熱、日本国内では首都圏を中心に広がっているデング熱の国内感染の話題でもちきりです。

ところがここに来て、日本全国でRSウイルス感染症の患者報告数が、ここ数週間連続で増え続けており、患者数が最も多い福岡や、8週連続で増え続けている大阪報告数が大幅に増えた長崎などで流行の兆しを見せているようです。

各都道府県別の患者報告数は、福岡の196人が最も多く、以下は大阪(161人)、東京(79人)、鹿児島と広島(64人)、愛知(52人)、佐賀(49人)、長崎(47人)、沖縄(42人)、神奈川(41人)、埼玉(40人)などの順だった。

RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症は、日本を含め世界中に分布するRSウイルスの感染による呼吸器感染症の一つです。何度も感染と発症を繰り返す感染症で、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児童が少なくとも1度は感染すると言われています。

RSウイルス感染症の症状は、軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々ですが、患者のほとんどは軽症で済むので、そう心配をする必要はありません。

特に乳幼児のいるご家庭はご注意を!

しかしながら、初めてRSウイルスに感染した場合は重くなりやすいと言われており、特に生後数週間~数ヶ月の乳児期早期にRSウイルスに初感染した場合は、呼吸困難や細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあるとされています。

また、早産児や心肺系に基礎疾患のある乳幼児は重症化するリスクが高いとも言われているので、感染を避けるための一層の注意が必要だと言えますね。

RSウイルス感染症は本来、冬季に流行する感染症なのですが、ここ数年は夏から秋にかけて増加傾向が見られており、前述のように特に乳幼児のおられるご家庭では、今後の動向に注意しましょう

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category : その他の感染症

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