20代の女性で38%、30代で27%が風疹の免疫不十分

妊娠中の女性が風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障がいがあらわれる可能性があります。これを「先天性風疹症候群」といい、風疹ウイルスへの感染が妊娠初期であればあるほど、赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症するリスクが高くなります。

とは言え、風疹に対する免疫があれば風疹に感染することはありません。そして、その免疫はワクチンを接種することで獲得できるのです。つまり、先天性風疹症候群は十分に防ぐことが可能なのです。

20代で約4割、30代で約3割の女性が免疫不十分であることが判明

ところが今回、昨年度において東京都が都内の女性を対象に実施した風疹の免疫検査の結果を集計したところ、20歳代で38%、30歳代で27%の女性に、風疹に対する十分な免疫がないことがわかりました。

千代田区を除く全区市町村が昨年度、無料検査を実施。都の集計では、20歳代の女性5533人のうち2090人(38%)、30歳代では8252人のうち2209人(27%)で、風疹の免疫が不十分だった。

現在、風疹の定期予防接種は、小学校入学前に2回受けることになっています。ところが、今年度中に26~53歳となる女性については、予防接種を1回しか受けておらず、十分な免疫を得ていない可能性があるようです。

また、それ以前の16~25歳となる女性についても、制度の変更に伴って、中高生時代に2回目の接種を受けそびれているケースがあるようですので、特に妊娠を希望している人は自分の免疫が十分かどうか、確認をしておく必要があると言えます。

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category : その他の感染症

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