スカートサイズがワンサイズ上がると乳がんリスクが33%上昇

体重の重い軽いといった数値そのものよりも、成年期の体重の増加が、閉経後の乳がんリスクを高めることは、これまでの様々な研究により示されていました。

その一方で、手足は痩せているにもかかわらず、ポッコリとお腹が出て胴体が太くなる”中心性肥満”と閉経後の乳がんリスクとの関連については、これまで一致した結果は得られていませんでした。

スカートサイズの変化と乳がんリスクの関連性

今回、イギリスの研究チームにより、閉経後の女性約9万3千人のデータを用い、中心性肥満の経年的変化と閉経後の乳がん発症との関連が検討された結果、 成年期のスカートサイズのアップが、その後の乳がん発症に大きく関連していることが確認されました。

より具体的には、スカートのサイズが10年で1単位(※)アップすると、乳がんリスクが33%も上昇し、10年で2単位アップした場合の同リスクは、なんと77%も上昇したとの驚くべき結果が出たのだとか。

(※)イギリスにおけるスカートサイズは、通常偶数単位で示されるので、1単位のアップは例えば10号から12号へのアップ、12号から14号へのアップを意味しています。

また、調査研究の登録時における肥満度(BMI)の数値や、スカートのサイズの大小そのものも、その後の乳がん発症との関連性は見られましたが、最も明らかな乳がん発症の予測因子は”スカートサイズの変化”であることも示されたようです。

ちなみにスカートのサイズの変化は、中心性肥満を端的に表す”腹囲の変化”を示す信頼できる指標なのだとか。今回の研究は、中心性肥満の経年的変化と乳がんリスクとの関連を、スカートサイズを用いて検討した初めての研究です。

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category : 乳がん

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