喫煙習慣のある”がんサバイバー”の再発リスクは2.5倍

がんは様々な要因により発症しますが、その中でも喫煙習慣は予防可能な最大の要因であると言えます。

従って、がんを予防するためには、何よりタバコを吸わないことが重要ですし、現在、もしも喫煙習慣のある人は、禁煙することによってがんのリスクを大きく引き下げることが可能であることをまずは自覚するべきでしょう。

特に、過去にがんを発症したことのある、いわゆる”がんサバイバー”は尚更で、発症前に喫煙していた人は、この機会にキッパリとたばこをやめることが、その後のがん再発のリスクを大きく低減することに繋がります。

喫煙習慣とがん再発リスク

今回、山形大医学部の研究チームが、2004~2006年に基礎調査をした高畠町の約2100人を対象に、11年間に渡って追跡調査をした結果、喫煙習慣のあるがん経験者が癌を再発するリスクは、非喫煙者の2.5倍に達し、がんによる死亡率も、非喫煙者の7.7%に対して、喫煙者は25%にも及んでいることが判明しました。

がんサバイバーは心臓病リスクも倍増

さらに、過去にがんになったことがない人が、追跡期間中に心不全や狭心症などの心臓病を発症したのは4.4%だったのに対して、がん経験者が心臓病を発症した確率は10%と、2倍以上に上っていることもわかりました。

がん経験があるにもかかわらず煙草をやめなかった人は、まずは何より禁煙に取り組むこと、さらに、”がんサバイバー”は、心臓病を発症するリスクが高いので、定期検診などでこまめにチェックし、異常の早期発見に努めるべきことが示されたわけです。

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category : 喫煙習慣・飲酒習慣

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