依存性を抑えた新型睡眠薬「ベルソムラ」 11月下旬にも発売

既存の睡眠薬には高い依存性

不眠症とは夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚めてしまう、眠りが浅く熟睡感がないなどの症状が1ヶ月以上続き、それにより日中の強い眠気や倦怠感、意欲の低下、注意力の散漫、食欲不振、さらには疲れや種々の体調不良にも繋がる病気です。

不眠症は男性よりも女性に多いと言われており、また、加齢とともに増加し、特に中年から老年へと進むにつれて急激に増加する傾向にあります。日本人の10人に1人が何らかの不眠症状で悩んでいるとされ、成人の20人に1人が睡眠薬を服用しているのだとか。

現在、日本の医療機関で処方されている睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系薬(BZ系薬)が8割近くを占めていますが、このベンゾジアゼピン系薬は依存性が高く、服用を中止した時に生じる不安感や不眠などの離脱症状が問題視されており、欧米では処方が控えられ、長期的な使用も制限されています。

半年間の治験では依存性認められず

こうした状況から、依存性の少ない薬の開発が待たれていたわけですが、今回、従来の既存薬とは作用が異なり、依存性を大きく抑えた新しいタイプの睡眠薬「スボレキサント(商品名 ベルソムラ)」が、世界に先がけてこの日本で、今月下旬にも発売されることになりました。

この新薬「スボレキサント(商品名ベルソムラ)」は、アメリカの製薬企業が開発したものですが、日本人も参加した半年間に渡る臨床試験において、日中の眠気や頭痛、疲労などの副作用はあったものの、依存性は認められなかったのだとか。

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category : 睡眠障害

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