抗がん剤と超音波と活性酸素で難治性がんをピンポイント攻撃!新しいがん治療法を開発

超音波に反応してがん細胞の毒となる活性酸素を発生させる抗がん剤を使用して、これをがん細胞に集まるように加工した上で患者に投与し、難治性がんをピンポイントで攻撃する新しいがん治療法が開発されました。

この研究成果は、東京女子医科大学の村垣善浩教授らの研究チームによるものです。

この治療法は、がん細胞に集まるよう微粒子を使って加工した抗がん剤を患者に注射で投与した後、24時間後に超音波を病巣に数回に分けて集中照射し、発生した活性酸素によりがんの死滅を狙うものです。

この治療法によれば病巣をピンポイントで攻撃できるため、正常細胞へのダメージを抑えることが期待され、さらに活性酸素による治療効果も高く、抗がん剤が少量で済むので、従来の治療法に比べて繰り返し行うことが可能となります。

実際、動物実験では従来の治療法に比べて、より少ない抗がん剤でがんの成長を止める効果が確認されており、重い副作用もみられませんでした。

研究チームはこの4月にも、手術ができない膵臓がん患者15人を対象に、治療の安全性を確認する臨床試験を開始する予定です。

  1. 東京女子医科大学の研究チームは、超音波と抗がん剤を利用して、難治性がんをピンポイントで攻撃する新しいがん治療法を開発
  2. この治療法によれば病巣をピンポイントで攻撃でき、活性酸素による治療効果も高く、抗がん剤が少量で済むので、従来の治療法に比べて繰り返し治療を行うことも可能
  3. 4月にも手術ができない膵臓がん患者15人を対象に、治療の安全性を確かめる臨床試験を開始する予定
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category : がん治療・がん研究全般

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