野菜ジュースが血糖値の急激な上昇を有意に抑える可能性

食後の血糖値の急上昇による弊害と対策

食後、血糖値が急激に上昇すると、血管の内皮細胞にストレスがかかり、血管の壁が傷つくことで動脈硬化が促進すると考えられています。

また、食後の血糖値の急激な上昇は、メタボリック症候群の発症や進行に繋がる可能性もあり、さらに、血糖値の高い血液は血栓が生じやすく、最悪の場合には心筋梗塞や脳梗塞に繋がる恐れも…

食後の急激な血糖値の上昇を抑えるには、野菜の積極的な摂取が推奨されています。野菜に含まれる食物繊維クエン酸などの成分が、血糖値の上昇を穏やかにするからです。

また、野菜ジュースにも食物繊維やクエン酸が含まれていることから、野菜そのものを摂取した場合同様、血糖値の上昇を穏やかにする作用が期待されているのですが、その効果はこれまで検証されていませんでした。

あのカゴメが野菜ジュースの効果を検証

そこで今回、「野菜生活」などでお馴染みのカゴメにより、野菜ジュースの摂取が食後の血糖値に与える影響について、ラットを使った検証実験がなされました。

その結果、野菜ジュースの摂取により食後の血糖値の上昇が、有意に穏やかになることが確認されました。しかも、食事の前に野菜ジュースを飲ませた場合も、食事と一緒に野菜ジュースを飲ませた場合も、その効果は変わらなかったようです。

もちろん前述の通り、これはラット実験により得られた結果ですので、ヒトが野菜ジュースを飲んだ場合にも、今回と同様の効果が得られるかどうかの検証が必要ですし、血糖値の急激な上昇を抑えた成分の特定や、そのメカニズムの解明が待たれるところではありますね。

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category : 食生活

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