ビタミンやミネラルの積極投与で暴力を抑制できるか?大規模研究開始

怒りの制御に問題を抱える人に、ビタミンやミネラルを積極的に摂取させることで、暴力行為を抑制することができるとする報告はこれまでにもありました。

例えば、1990年代後半に実施されたイギリスの研究では、刑務所の受刑者にビタミンやミネラルなどの栄養補助食品を追加することで、所内の暴力事件が25%以上減少したことが確認されています。

また、2006~2007年にオランダで実施された、200人の受刑者を対象に実施された同様の調査では、暴力事件の件数が34%も減少したのだとか。

来年にもオランダで大規模研究がスタート

そして今回、そのオランダで、5つの刑務所と2つの少年院に収容されている、暴力的な傾向を示す受刑者を対象に、ビタミンやミネラル、さらにDHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸が豊富な魚油を投与する大規模な調査研究が、来年早々にも開始される予定である旨の発表がありました。

この分野の研究は、現在、多くの国々で問題となっている刑務所内の暴力問題対策としてだけではなく、攻撃性に対する治療の一形態として導入されることも視野に入れて進められているのだとか。

最近は我が国でも、キレやすい人が増えていると言われています。もしもそのような傾向が見られる場合には、日頃の食事内容を見直し、ビタミンやミネラル、必須脂肪酸などの栄養素が不足していないか、今一度確認してみるべきかも知れません。

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category : トピックス

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